Rosy Vision

奴隷の大事な仕事のひとつ。
女王を褒めること。
褒めて乗せていい気にさせて、なんぼのもん。そしてわたしは褒められて乗せられていい気になって、気分がよくなった分以上に（笑）厳しい調教で返す。




脚フェチの馬は調教のたびに、わたしの脚を褒めまくる。
綺麗な脚に狂おしほど焦がれる馬はこの世に何が美しいといって綺麗な脚ほど美しいものはないと豪語する。
わたしが『いい（やめ）』というまで背に乗せて歩きつづける馬の糧は下から覗き込んだ時みえるわたしの脚。瞼が重くなって眼が開かなくなるほど疲れてからは、前足の感覚で脳に焼き付いたわたしの脚の像を糧に歩きつづける。
わたしの『いい』という一言を聞くまでね。